役員挨拶
会長 平林秀樹
獨協医科大学 耳鼻咽喉・頭頸部外科 教授
本会は、医療従事者及び関係者が個々の進歩発展のため、講習会、親睦会、 インターネットによる情報交流等を通じて、会員相互の広域的ネットワ-クを構築し、学術・ 医療・介護サービス・経営等の向上を図り、もって国民がより良い医療サービスを享受するための環境基盤作りに寄与することを目的としています。本会は前身時代を入れると創設は40周年を迎える事になり、会員数は約1,800名。病院全体でのご加入は約40件に上ります。これも偏に各会員の皆様のご尽力の賜物と感謝申し上げます。
様々な感染症が世界を駆け巡っておりますが、以前には、様々な医科・歯科関連の講習会やハワイ大学との交流会など行ってまいりました。残念ながら今しばらくはリモート中心の活動となります。多業種の方と接点は診療を大きく広げてまいります。
医師賠償責任保険の引受保険会社にもお手伝いいただき、メディカルネットの会報を作成致しました。会員の皆様の情報源として捉えて頂ければと思います。
監事 古市照人
獨協医科大学 名誉教授
本会は、医師・歯科医師を中心とした医療従事者や法務・税理関係者をも含めた医療現場に、情報交換や学習機会の場を提供してまいりました。この間、これまで経験してこなかった画像診断の見落としなどの専門医制度等に基づいたトラブルや高齢者医療における課題からの新たな医療訴訟事例の発生などが報告されてきておりました。本会としては、これらの新たな課題への対策などについても、適切な情報提供・討論の場を提供してまいりました。
現在、私自身は医療分野において、リハビリテーションを専門として従事いたしております。リハビリテーションとは、各種原因により生じた障害・課題を克服して、その原因を契機としてとらえ、そして、それ以降、ご本人を中心として、その人としてふさわしい生活を最大限獲得する過程に関わる専門的な分野とされております。そのため、リハビリテーションでは、各種の課題を有する人々の、家庭をも含めた社会的復帰を目標に、身体上の課題にのみ対処するだけでなく、心理的にも、社会的にも対応いたします。現場で行われるトレーニングなどの各訓練は、あくまでもリハビリテーション過程における重要な一分野ですが、それだけにとどまらず、歯科・口腔医療を含めた包括的な医療や相談業務、ケアマネジメント、介護、看護をはじめとした、その他の社会福祉サービスとされる対応をも含めて、連携して実践されております。チーム医療、これがリハビリテーションの根幹です。本会が目的とするテーマでもあります。これからも、本会をとおして、皆様方と共に学び、学び続けてまいりたいと存じます。
会員制度
・正会員 医科(勤務医/開業医)・ 正会員 歯科(勤務医/開業医)・ 賛助会員 ・その他の正会員 (詳細は会則に記載)

